神社・仏閣

伊雜宮

梅雨だから仕方ないんですが
今日も一日降ったり止んだり
ここ何年かにない 筋金入りの梅雨です。


そんな 降ったり止んだりの天気の中
前回の「いざわ」繫がりで
皇大神宮(伊勢神宮 内宮)別宮 「伊雜宮」へ行ってきました。

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「伊雜宮」は「いぞうぐう」「いぞうのみや」と呼ばれて
漢字も「伊雑宮」と書くことが多いんですが、
「伊雜宮」「いざわのみや」と言うのが正式名称です。

神宮の別宮 14社の中で唯一「伊勢の国」ではなくて「志摩の国」にあります。


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こぢんまりとした社殿ですが
神宮の「式年遷宮」同様 20年に一度 社殿を建て替えます。
前回の遷宮は2006年 今は左側の用地に建ってます。
2026年には右側に建ちます。


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宿衛屋(しゅくえいや)と 巾着楠


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御料田を持っていて、毎年6月24日に「御神田」(御田植え祭り)が奉納されます。

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この御田植え祭りは、「香取神宮」「住吉大社」と並んで
「日本三大御田植祭」に数えられる国の重要無形民俗文化財です。


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皇大神宮 別宮 「伊雜宮」

  祭神  天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)

建立(成立)は鎌倉時代(804年以前)


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神武参剣道場



この地域には「竜宮伝説」が伝わっていて
宝物の1つが「玉手箱」で、海女が持ち帰った物だと伝わっています。


御田植え祭り日には、
「海から7匹の鮫が川を遡って「伊雜宮の大御田橋」付近で蟹や蛙に化身して 伊雜宮を参拝する」
と伝えられているので 禁漁日になっています。







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コメント

  • 大暗黒天.
  • URL

伊雜宮、荘厳な中にも明るい感じがするお宮ですよね。
入口前に、中六という鰻屋さんがありまして、ここの鰻丼がすっごく好きでした。
もうかれこれ10年以上食べていないなぁ・・・。

・・・ってよく見ると、ミラーに中六さん写ってるんですねw

  • おでん
  • URL
田んぼの真ん中に

鳥居がある光景、珍しいなと思いました。
巾着楠には何やら貫禄があり、やはり歴史のある神社は
特有の雰囲気を持っているな、と写真からでも感じることができました。

緑あり、キノコありなのもいいですね(笑)。

  • ほしみ
  • URL
Re: Re: タイトルなし

> やっぱり威厳がありますよね。
> それでいて 柔らかい感じのする空間だと思います。
>
> 「中六」さんご存じでしたか。
> 鰻といえば「川八」さん「川梅」さんでしたから
> 「中六」さんはご存じないかと・・・(失礼なヤツです・・・)

  • ほしみ
  • URL
Re: 田んぼの真ん中に

伊勢神宮125社の中で唯一の御料田です。

> 鳥居がある光景 は
   神殿の無い所で神事を行うための珍しいものなんだそうです

その昔 内宮を創建した倭姫命(ヤマトヒメ)が、神宮への神饌を奉納する御贄地(みにえどころ)を探して志摩国を訪れた際白い真鶴がくわえた稲穂を落とした所
という神話が残っています。
御田植え神事の「田植え唄」にもこの神話が歌われているんですよ。

威厳があるんですが、神々しいと言うよりは柔らかい雰囲気の神社です。

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