神社・仏閣

鳴谷神社

なんだか今日はお天気がイマイチで、
気分もイマイチ乗りません。




さて
今回もいなべ市の記事です。

神社巡りをしているわけではないんですが、
これといった観光地も知らないので、
「気になった所へ」ということで、なんだか神社ばかりになっています。

紅葉で有名なお寺の近くにある「鳴谷神社」を参拝してきました。




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鳴谷神社
ご祭神  
 主祭神 大山咋神   (オオヤマクイノカミ)= 山の神
  祭神 豊受大神   (トヨウケノオオカミ)
     宇迦之御魂神 (ウカノミタマノカミ)

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ということで、境内へお邪魔します。


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本殿です。

御由緒
 伝教大師(最澄)が唐から帰国して、天台宗の大本山・延暦寺を建立するに当たり、母が日枝の神 を崇め祈願したら自分が生まれたといふことからして延暦寺の守護神として、日枝の神を上社・中 社・下社各七社計二十一社の祠を建て斎奉ったもので、当時は山王権現と申し上げ、後に日枝大社 と申し上げるようになったといはれています。大師が人皇第五十一代平城天皇の大同年間、布教の 為に藤原ケ嶽中腹の小高い場所に聖寶寺を建立するに当たり、当時は山中の寒村であった此の郷を 坂本と名付け、その山裾に二十一社の小宇を建て守護神としてお祀りしましたのが始めでありま  す。村の人は山王さんと称へていましたが、下って元亀元年(一五七〇年)伊勢長島一揆が起こる や、織田信長は、その臣滝川一益をしてこれを鎮圧せしめました。一益は余勢を駆って北勢員弁地 方の神社仏閣をことごとく焼き払い、当社も聖寶寺もその難を免れることができませんでした。時 は移り、万治二年(一六五九年)聖寶寺が臨済宗妙心寺派の僧により再建され、天台宗から臨済宗 と改宗になったとき、山王社は坂本・大貝戸両村民により、村の氏神として現在地に祀られ崇めら れて今日に至ったものといわれています。社殿は万治三年(一六六〇年)に改築、文化三年(一八 〇六年)に再改築との記録があります。直近の記録としては昭和八年(一九三三年)改築され現在 に至っています。社名・鴨谷神社については、明治以前は日吉山王社と申し上げていましたが、明 治以後は境内を流れる鳴谷川に因んで鳴谷神社と改称され、明治三十九年(一九〇六年)十二月、 三重県告示第三〇八号により神饌幣帛共進社に指定、村社と制定されました。



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ご神木の夫婦杉



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向かって右の赤い方が「比古杉」


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左の白っぽい方が「比賣杉」


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「比賣杉」の注連縄には着生蘭が


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「山王さんのお猿」について書かれてあります。
御由緒書きみたいな感じかな?


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八幡様は鳩 春日様は鹿 山王さんは猿 稲荷様は狐 共に神様のお使いとして古くから大切にされてきました。
当社ではこの神猿を「マサル」といって神威によって「魔が去る」とか「勝る」ー 何よりもすぐれたて美しいものをもった正義の表象として伝えられて来ました。
そのうちでもこの神猿像の台石にきざまれている「見ざる、言わざる、聞かざる」の教は山王神道の基礎となる教の一つであります。
「悪いものは見ない、悪いことは言わない、悪いことは聞かない」ということは、
良いものを見、良いことを聞き、良いことを言って 良いことを実行するという教えです 数百年を経た今日でも少しも変ない教訓であると共にその内には永遠の真理が秘められています。


と、そんな風に記されています。
御由緒書きとはちょっと違うかな?
(『鳴谷神社』は明治以前は日吉山王社と申し上げていたとのことです)。


さて皆さん、そろそろお気づきですね?

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ここの神社、狛犬さんがいません。
代わりにいるのは、

ジャン!!

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狛猿さんです!!!
阿の狛猿さんは雌
吽の狛猿さんは雄 のようですね。


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お猿が神様のお使いだけに、キノコまで「サルノコシカケ」?

鳴谷神社
  三重県いなべ市藤原町坂本松原83
鈴鹿山脈藤原岳登山口にある神社です。

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コメント

  • おでん
  • URL
面白いです!

こんばんは~。

神社仏閣は、何となくその地域の特色があるような気がして
知らない場所に行った際は特に参拝するようにしています。
でも深くは知らないので独特の空気を楽しんでいる感じです。

こちらの神社はお猿さんが狛犬の場所にいるんですね!
初めて見ました!
説明書きも「さる」だらけで面白いです!

  • ほしみ
  • URL
おでん さん

返信が遅くなってしまってすみません。

椿神社や多度大社のような大きな神社(行ったことないけど)もいいですけど、
地域にある「小さな社」って感じのところも大切にされてる雰囲気が良いですよね。

ちゃんと「阿吽」になっていて面白いですよね。

最近、神社ばかりなので、
藤原岳の登山口もわかったし、そちらの方も行ってみたいです。

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