雲一つない秋晴れの一日。
どこへも出かけずに一日過ぎていきました。
もったいないことしたなぁ。
山へ行ったら気持ちよかっただろうな。
さて、
きのこ尽くしの後、お店の前にある「天誅義氏の墓所」をお参りしたいと思います。









地域の墓地の片隅に弔われています。







ちょっとした公園風に整備されています。
おそらくは「義士を匿った」とか、「協力しなかった」とか、
いろいろな場面で天誅組と幕府軍との争いに巻き込まれてしまった地域。
大なり小なりの恨みつらみはあったのだろうと思います。
それでも、彼らの亡骸を手厚く葬り、年忌を行い、
「明治維新の魁」として、後世に語り継いでいる。
地域の温かさを感じることができます。
東吉野村における天誅組の顕彰活動 ← 村のHPに詳しく紹介されています。
- 関連記事
-
- 鯨の供養塔 (2021/01/25)
- 鳥羽城址 (2020/12/07)
- 天誅義士湯ノ谷墓所 (2020/10/31)
- 北畠具教 三瀬館跡・胴塚 (2020/06/16)
- 川瀬城址 (2020/05/27)
コメント
こんばんは。
「天誅組」は、津本陽さん著の「幕末巨龍伝」で知りました。
奈良の山奥から政府転覆を考え、最後は政府軍に討伐されてしまいましたよね。
南北朝時代から、この地域は時代に関わってくることが多く、
京都に近いだけあって気になる存在として在ったと思います。
結果や行動の是非もありますが、何が正なのか悪なのか混沌とした時代に、
自らの意思を遂行した集団だとは思っています。
県境を越えたとたん、東吉野はどこへ行っても天誅組の幟が経ってます。
下市辺りでは、庶民を巻き込んだとしてあまり良くは思われていなかったらしいですが・・・
歴史には詳しくないですが、彼らの行為が維新を後押ししたのは確かなのだと思います。