今朝は、本当に寒かったですね。
家の前にとめてある息子一号の車はウィンドウが凍ってました。
(隣にとめた娘の車は凍ってませんでしたけど)
初霜も降りて、周りの田んぼは真っ白でした。
さて、
いよいよ神島周遊 最終回です。
町まで降りてきました。

時計台
富山の置き薬屋さんが各戸に薬を置いて回り、島の人はほとんどその薬を使用していたので、薬屋さんがお礼とし島の中央にこの時計台を寄付したのだそうです。
帰りの船まで、まだ一時間以上あります。
通行止めで進めなかった先に、反対側から行ってみたいと思います。



古い井戸がありました。


鏡石
昔は島の女達に大切にされていた。
港が整備されるまでは、西風が強く吹きつけると船を古里の浜に引き上げていた。
そのころは、女達が古里の浜へ船を引き上げにいく時、きまって鏡石に立ちより、
そのピカピカ光る石に顔をうつして、髪を整えてから、愛しい人が船で帰るのを待ったものだという。
今では、古里の浜に船を引き上げることもなくなり、鏡石のことも忘れ去られると、
鏡石は輝きをうしない、近年ではいくら磨いても人の顔を映す輝きを取り戻すことがなくなってしまった。
と そんな言い伝えがあるんだそうです。


桂光院へ行ってみようと思います。


桂光院
曹洞宗のお寺
神島には、曹洞宗の海蔵寺、長流寺、桂光院の三ヶ寺があった。
桂光院は、永正3年(1506)三河国渥美郡堀切村禅曹洞宗常光寺の二世光忠の法子宗照の開山で、常光寺の末寺であった。
海蔵寺と長流寺は明治10年頃、合寺し海蔵寺となったが、明治20年海蔵寺を廃し、桂光院に合寺した。
桂光院は明治の中ごろ、寺籍を移して、鳥羽常安寺の末寺となっている。
本尊は地蔵菩薩座像。

島の斜面にしがみつくようにして建っているお寺でした。





帰り際、港前で島のおばぁちゃんから
「また、いつでもおいで」と声をかけられました。

お天気にも恵まれて、島の人たちのもてなす心に触れることのできた一日でした。
またぜひ行ってみたいです。
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コメント
初霜降りましたか。
うちのあたりは風があって、霜は降りていませんでした。
神島紀行、楽しませていただきました。
神島の路地って、答志島・菅島ともまた違った雰囲気ありますよね。
答志島・菅島は、婚姻も多くて、交流が深いと聞いたことがあるのですが、その影響かな?
菅島、何もない島ですけど、雰囲気好きです。
年内に霜の降ることなんてほとんどないのでビックリですね。
うっすらと氷も張ってました。
答志島や菅島は行ったことがないんですが、神島 とても素敵なところでした。
今度、答志や菅島も行ってみたいと思います(いつになるかわからないけれど)。