クマノザクラ

桜の便りが聞こえてくるようになりましたね。
卒業の季節です。

うちの職場でも、子どもが中学校卒業とか、小学校卒業とかって同僚さんが何人かいます。
みんなで集まってお祝いもできない状況ですが、何はともあれ、
「卒業おめでとうございます。」


先週末、迷いに迷った挙句、
熊野市へ桜を見に行ってきました。

三重県熊野市、奈良県十津川村、和歌山県田辺市本宮町などの熊野川流域を中心としたおよそ南北90km、東西60kmの範囲に自生している、2018年(平成30年)に、約100年ぶりの新種と判断された山桜なんですが、
三度目にしてやっと、満開の花を見ることができました。


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他府県の車も何台か来てましたが、なんと 大型の観光バスまで来てました。


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一般的な山桜は、花数が少なくて花とほぼ同時に葉が出てくるんですが、
この「クマノザクラ」は、花が小ぶりで色も濃く、花数も多くて、
花が終わってから葉が出てきます。


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桜の下は、この通りの人だかりだったので、
ゆっくり見ていたかったんですが、写真だけ撮って、
人のいない、道すがらの場所へ行きました。


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クマノザクラ
 学名「Cerasus kumanoensis」(セラサス クマノエンシス)、
 英名「Kumano cherry」
2018年(平成30年)に新種と判断された日本の紀伊半島南部が原産の日本の固有種の桜
日本に自生する10種、もしくは11種のサクラ属基本野生種のうちの一つ。

地元住民は「早咲きのヤマザクラ」と認識しており、独立した種として区別されていなかった。
森林総合研究所(当時)がヤマザクラの遺伝的変異に関する調査を進める中で、
2014年(平成26年)に紀伊半島のサクラの標本から既存の種とは異なると考えられる種の標本が見つかった。
2016年(平成28年)から2017年(平成29年)にかけて現地調査を行い研究した結果、
この既存の種とは異なると考えられる種「早咲きのヤマザクラ」が既存の種の突然変異ではなく新種であると判明した。         (Wikipediaより)
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コメント

  • 大暗黒天.
  • URL

きれいですねぇ。
ほんと桜は大好きです。
ソメイヨシノ満開の季節が待ち遠しいです^^

  • ほしみ
  • URL
大暗黒天. さん

ソメイヨシノも、そろそろ開花しそうですね。
この季節になると、「こんなところにも桜があったのか」とうれしくなりますね。

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