三重県の昔話

民話の舞台を訪ねて(牛鬼滝)

少し雲の多いお天気でした。
これから、下り坂なのかな?

この夏は、晴れるか降るか、極端ですよね。
晴れると とことん暑くて、降ると長雨になる。
体力がついていきません。


さて、またまた「牛鬼伝説」
そろそろ飽きてきた?


今度の牛鬼は、ちょっとタイプが違います。


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高さ五メートルぐらいの清滝。
滝つぼは二つあるが、一つは溜つぼで、昔は真っ青な水を満々とたたえ、
滝の両側にはシイ、松、杉の古木が昼でも暗いほど茂って、恐ろしくて近寄れなかった。
今ではかなり浅くなり、明るくなったものの、ウナギやアマゴをとるために滝の下に行くときは、自然に神秘の気が迫ってくる。
これが牛鬼滝で、村人は今でも近寄らない。



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昔、牛を連れた女が浦谷に行く途中、この滝の上の絶壁に来た。
そのとき牛が何物かに驚き暴れ、女も牛も滝淵に落ちて惨死してしまった。
それ以後、夜な夜な髪を乱した女と牛が出没して、山上ヶ岳(大峰山上権現)に参る人、浦谷や飯南に通う人を驚かした。



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困り果てた里人は、諸国を巡礼してこの地に泊まった高僧に祈とうしてもらったところ、女と牛鬼はいずれともなく消え失せたという。

もう一つの円筒形の滝つぼにも、一つの話がある。
このつぼは深く〝底知らずのつぼ〟といわれている。このつぼに入った者は、だれもいない。
このつぼは大台の池の底から続き、正月元旦の未明にここに来れば、
大台ヶ原に住むという片腹のヒゴイが必ず遊泳しているそうである。



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8月24日時点で
長雨で、水かさは多めでした。

「牛女滝」というそうで、
地名や、場所的にはここだと思うんですが、
う~ん なんだか、ここの滝は探している滝ではないような気がする。



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もう、ススキの穂が出ていました。


地元の、詳しい人に聞いていった方がいいような気がしますね・・・
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