今回も前回から続きます。
家族・職場の同意を取り付け、問診票を送り返しました。
事務局からの連絡待ちなんですが、
なんだか、時間の経つのが長く感じます。
そう言えば、年度初めに雇用主の総務課からもらった書類の特別休暇の欄に
「骨髄等ドナー休暇」って項目があったような?
書類を引っ張り出して確認すると一覧表の5項目目だったかに
「骨髄等ドナー休暇」の文字が
おっ さすがだね~
って、よくよく見ると「無給」ってなってる?
確か、「骨髄等ドナー休暇」って職員が骨髄等の提供に関わって休暇を取る時に
職員自身の「有給休暇」を使わなくても済むように、バンクが推奨している特別休暇
じゃなかったっけ?
「有給休暇」を使わなくても済むように、って事はつまり 有給扱いの特別休暇じゃないの?
ってことで、総務課へ確認に行ったら、(それぞれ 導入している会社によって違うけれど)うちの雇用主については やっぱり「無給」なんだって
それじゃ意味ないんじゃない?
職員が、「ドナー休暇」を使って、骨髄提供しました!
って、会社の実績になると思うんだけど?
「有給休暇」を使わなくても済むように、って事のはずなのに無給で差し引かれるんなら、有給使わなきゃいけないじゃん!
まぁ 有給残ってるから何とかなるけど
なんか 矛盾してるよね?
ってそんなことをしてる間に 連絡が来ました。
最初の連絡は
「提供意志の確認」「健康状態の確認」「同意の確認」でした。
問診票に書いたことを確認して、「調整医師に相談してまた連絡する」
ってことでした。
2回目の連絡は、最初の連絡から二日後
「このまま話を進めていく」って事でした。
「お願いします」ということで
「調整医師と相談して、コーディネーターの選定と、面談・検診の日程を決める」と言うことでしたが、
次の日に再度電話があって
「二次検査を受けた一つの項目の、『二次検査前の数値』を確認したい、次回の連絡の時教えてほしい」
ってことだったんですが、
次の連絡では、
「別の調整医師にも診てもらったところ、二次検査の結果ではなくて
オプションで受けた『胃カメラ検査の結果』今回は残念ながら・・・」
「今回は、ご自身の健康を大事にしていただき、またよろしく」
「一年間、保留期間をおきます」
「保留になっている間は、適合検索の対象にはなりません」
「保留期間が過ぎれば自動的に検索対象になります」
と そんなことで、今回 骨髄ドナーにはなれませんでした。
ちょっと 落ち込んでます。
でも、治療が終わって、健康状態が改善して申請すれば、一年の保留期間を待たずに見直してもらえるそうです。
最終確認が済んで、問題がなければ保留を解除してもらおうと思います。
えっ?
「胃カメラの結果」が気になるって?
今や50代以上の日本人の80%以上が感染していると言われる
「ヘリコバクター・ピロリ」に感染してたんですね~
もちろん、「除菌」は済んでます。
済んでるんですが、最終確認が3ヶ月後なんで 「今回は・・・」
って事になったようです。
ピロリ菌が骨髄移植によって患者さんに移行する、と言うことはないようですが
「ドナーの健康第一」がモットーの団体なので、そう言うことです。
さすがは、胃酸の中でも生き続けるピロリ菌「最強の伏兵」でした。
願わくば、今回の患者さんに適合したドナー候補が
最高数の10人で、その中から一番良い条件で移植ができますように。
影ながら応援しています。
長々と、お付き合いありがとうございました。
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コメント
ふぅ~~~^m^む❣
なかなか 難しいんですね。
申し込んだら簡単にドナーになれると思ってましたが
それほど 厳しい条件が…
まぁ~ 病に苦しんでる方が
安心・完全な治療受けるんであれば
当然かもしれませんね。
…っと なにもしてない影丸ちゃんは
ほしみさんには 頭が下がります。
う~~~んっ
そちらの方向に足を向けては寝られません
…あっ だいじょうぶ❣❣
足は 福井県の方に 向いてましたぁ~~~^0^/
…って そうい事じゃないでしゅよね
> 影丸さん
患者さんやドナーの安心・安全を考えたら、仕方のないことなんでしょうね。
それでも、ドナーの側は提供の意志があることが第一条件で登録してると思うので
そこまで神経質にならなくても、患者さん第一で考えてほしいと思ってしまうんですよね。
「ほしみ」さんへ
こんにちは。
残念な結果ながら、
「ヘリコバクター・ピロリ」
感染の既往があるだけで、
「ドナー登録」が不可と、
新情報を頂きました🐹
「ヘリコバクター・ピロリ」
等、
極限で活動する「生物」「ウイルス」「異常蛋白質」などは、脅威ですね。
この度の「ほしみ」さんの一連の物語と、
「骨髄ドナー登録」のお話し、
🐹の知らない事だらけでした。
また、いろいろ御教え下さいませ。
「ナイス!」です!
「ねずみや主人」でした
> ねずみや主人さん
こんにちは。
もし、ピロリ感染で登録が不可なら、
登録抹消になる人がたくさんいるんでしょうね。
残念なことです。
そうだったのね。ピロリ除菌出来ていれば良いね😊
ドナー休暇うちには無いなぁ。でも無給には納得出来ないね。有給は毎年残るけど働き方改革で年間15日休めって総務に言われたけども中々休めないなぁ。
こんばんは。
今回は残念な結果でしたけど、除菌出来ていれば、
次の機会はほしみさんと該当されている方の
望む結果になりますので、前向きにとらえて下さいね!
特別休暇が無給であるということでしたけど、
やっぱり骨髄ドナーについての扱いが、まだまだ
社会に浸透していない証拠なのかな、と
ちょっと寂しく思いました。
ちなみに私もピロリ菌がいました。
同じですね。
> とろけるぷりんさん
まさかピロリが影響してくるとは思ってませんでした。
ドナー休暇はなくても助成してくれるところもあるそうですよ。
無給には納得できないですよね。
> おでんさん
まだまだ、福祉についての認識って差が大きいですね。
ピロリは除菌できるのでしっかり治しておこうと思います。
成れなかった理由がピロリ菌でしたか。
除菌から何年か経ってたら良いのかしら?
私は、10年前に貧血にまでなるような十二指腸潰瘍を患ったのですけど、その後、除菌して貰って現在にいたります。
私、輸血も受けてるので献血も出来ないんですよ。
> まりも@桃色吐息さん
こんばんは。
今回は、残念な結果になってしまいましたけど、
自分も健康でなければいけませんからね。
しっかり治しておこうと思います。